オタクが留学2回した話

職業英語トレーナー。28年ずっとオタクのインドア派が好きなものを追いかけて韓国、NZに2回留学した話を主に書いています。

【NZ】留学2年目、学校選びのポイントとは?

先日も書きましたが、ニュージーはIntermediateと呼ばれる中学校が2年、Collegeまたはhigh schoolと呼ばれる高校が5年間あります。なんかちょっと謎ですよね。


ただ、高校の中でも最初の2年間はJuniorという扱いで、所謂大学に必要な単位を取るための試験などはSenior(11年生)、つまり日本の高校1年生から始まります。



ちょっと話がそれましたが…そんなわけで、中1でニュージーに留学すると、1年Intermediateに通い、その後また別の高校に進学することになります。


もちろん、IntermediateとCollegeが一緒の学校(所謂中高一貫校)に入学した場合は別ですが、私と通っていたIntermediateは中高一貫校ではなかったので、向こうに行って一年目の半年経った頃に学校見学に行き、次の年から行く学校を決めなければいけませんでした。



そこで私が選んだのが生徒数はそこまで多くないが、留学生の面倒見も良く、オークランドの中でもそこそこ頭がいいとされている女子高でした。


何故そこを選んだのか、そもそも学校選びのときのポイントを書くと、まず、私の場合ホームステイ先がとても良く、ファミリー側に何か事情がない限り私からは代わりたくありませんでした。
なので、ホームステイ先から通学できる学校をいくつか見学しました。



見学した学校のほとんどは共学の学校が多かったですが、中学の時に差別的な発言をされたり、からかわれたりしたのが主に男子だったため、どことなく共学はないかもなと考えてはいました。



あとは、学校の規模です。
大きいところは本当に大きく、生徒数も多く設備も整っているので、Seniorになったときに取れる科目の選択肢が広がります。
ただその分留学生も多く、日本人も多いので、キウイの友達が作れるか、英語を話せる環境に身を置けるのは自分次第と言ったところでしょうか。
それにプラスして、上記の通り留学生が多いので、一人ひとりに目を掛けてくれるかというとそこも少し不安がありました。



別に留学生担当の先生は日本語が話せるわけではないけど、いざというとき、相談できて、理解をしてくれる先生がいるというのは安心できると思っていました。



結果、学校見学の際にとても丁寧に、英語もよく分からない私に分かるように話し掛けてくれた留学担当の先生がいた学校を選びました。


特段大きいわけでもなく、校舎も新しく無ければ設備も良いというわけでは無かったですが、アットホームな雰囲気と、ここなら安心して通えそう、頑張れそうだと思ったのが大きなポイントです。


家からは少し遠かったので、朝6時半には起きないと間に合わなかったのが少し辛かったですが(笑)、結果として小さな学校で5年を共に過ごした同級生たちは卒業する頃には全員顔見知り、何かあれば誰にでも頼れるような存在になっていましたし、先生も皆さん私が留学生だからといって蔑ろにしたりすることもなく、平等に接してくれたお陰でとても濃く、楽しく、そして有意義な留学生活を送れたと思っています。



私はサボりぐせがあるので、もし他の学校に行っていたら、英語もろくに喋れないまま勉強も中途半端で過ごしていたかもなあと今になって思います(笑)


留学先の学校選びで一番重要なのは規模や設備ではなく、いかに自分が頑張れそうな環境なのか、ということだと思います。